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イセエビ

イセエビは、その姿が腰を曲げたヒゲの長い老人に見立てられ、長寿のシンボルとされ、おめでたい席には欠かせない存在です。
イセエビは孵化後、6~10ケ月位海中を漂い、幼稚仔期の変態後に沿岸の藻場に泳ぎつきます。稚エビになり岩礁のちいさな割れ目や貝殻の中に移り住みながら成体となります。成体は、体にあった岩穴等に潜みます。夜行性で、カニや貝、ウニ・魚などを餌とします。
本県では、資源を管理するため産卵期である4月から8月を禁漁としており、9月から漁を解禁して、主に磯建網で漁獲されます。

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メヒカリ(アオメエソ)

メヒカリは標準和名をアオメエソといいます。深海性で目が大きく、眼球が、青く光って見えることからこの名で呼ばれています。
150m~400m程の水深に生息し、ほぼ周年獲れますが、日向灘では7月~8月の夏季と11月~12月の冬季が盛漁期です。
メヒカリは白身で、刺身、素焼き、から揚げ、みりん干し、佃煮、南蛮漬け、くん製など幅広く料理されます。

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北浦灘アジ(宮崎県水産物ブランド認証品)

“北浦灘アジ”は、宮崎県水産物ブランド品の認証第2号を受けています。
波が荒い日向灘で生息するアジをまき網で漁獲し、人の手に触れずに港まで持ち帰り、餌を一切与えずに一週間以上蓄養します。その間、胃の内容物が消化され、全身に油が回り、味がまろやかになります。
魚体サイズは100g以上で、活け締めにして出荷します。刺身、寿司だねで食すると非常においしく頂けます。

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延岡チリメン

主にマイワシやカタクチイワシの稚魚を塩水で茹でて作られるちりめん。一般的に未乾燥のものを「釜揚げちりめん」、七分乾きの柔らかい状態のものを「シラス干し」、固くなるまで干したものを「上乾ちりめん」と言います。
チリメンは河川が流入する河口付近の浅瀬で漁獲されるため、大きな河川が流れ込む本市の沖合は絶好の漁場です。水揚げから加工まで徹底した鮮度管理を行い、色白で旨味が凝縮されたちりめんを生産しています。国内でも非常に高い評価を誇っています。

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ひむか本サバ(宮崎県水産物ブランド認証品)

“ひむか本サバ”は、宮崎県水産物ブランド品の認証第4号を受けています。 湾内のいけすで無投薬養殖したマサバを胃の内容物を除去するため、出荷時に7日以上餌止めした400g以上のものを出荷しています。 適度な脂肪含量と活け締めによる肉質保持を図っています。北浦養殖マサバ漁業体が平成11年から養殖に取り組んでいます。 食べ方としては、刺身、塩焼、締めさば、みそ煮、さば寿司、フライ、から揚げ等があります。

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アオリイカ(ミズイカ)

アオリイカは沿岸性のイカで、胴が丸みを帯び、胴の全縁に渡って半円形のひれを持っています。生きているときは透けるような体色をしています。夏になると産卵のため大型の海藻やサンゴの枝に寄ってきて、産卵します。
胴部分が肉厚で、甘味があるため、刺身、煮付け、一夜干し、黒身あえ等で食べると大変おいしく頂けます。
北浦では通称「モイカ」と呼ばれており冬が釣りのシーズンになっています。

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ウルメイワシ

沿岸の回遊魚で、体は細長い円筒形です。眼に透明な膜がかぶさり、眼が潤んでいるように見えることからこの名が付きました。
4〜6月が主な産卵期で、孵化した稚魚が10月頃には沿岸で見られます。初冬には体長10cm位になり沖合いへ出ていきます。
肉質はマイワシよりもかたく身崩れしないのが特徴です。干物にすると大変おいしい魚です。

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宮崎サクラマス

宮崎県のおさかなブランド第6号「五ヶ瀬ヤマメ」を、冬季に延岡の海で育てて1尾700g以上になったものを「みやざきサクラマス」としてブランド化しました。
淡泊なヤマメの味にさらに旨味が加わり、脂ののったまろやかな甘みが口の中に広がります。また、秋から冬へと季節が移り変わる頃に取り出される黄金色に輝く卵「黄金いくら」も絶品です。

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ボラ

刺し網、定置網など、各種の沿岸漁法でほぼ年中漁獲されます。
水質の良い水域のものや外洋の回遊個体は臭みが少なく、特に冬に脂瞼の回りに脂肪が付き白濁した状態になる「寒ボラ」は美味とされます。
身は歯ごたえのある白身で、血合が鮮やかな赤色をしています。刺身、洗い、味噌汁、唐揚げなど様々な料理で食べられます。また、メスの卵巣を塩漬けし乾燥させたものがカラスミで、珍味として取り扱われています。