image

イセエビ

イセエビは、その姿が腰を曲げたヒゲの長い老人に見立てられ、長寿のシンボルとされ、おめでたい席には欠かせない存在です。
イセエビは孵化後、6~10ケ月位海中を漂い、幼稚仔期の変態後に沿岸の藻場に泳ぎつきます。稚エビになり岩礁のちいさな割れ目や貝殻の中に移り住みながら成体となります。成体は、体にあった岩穴等に潜みます。夜行性で、カニや貝、ウニ・魚などを餌とします。
本県では、資源を管理するため産卵期である4月から8月を禁漁としており、9月から漁を解禁して、主に磯建網で漁獲されます。