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ブランド魚、ひむか本サバとは

サバはとてもデリケートな魚、かつて養殖で高い品質を安定させるのは難しいことでした。北浦の海で、ひむか本サバの養殖に取り組む中西茂広さんは、試行錯誤を重ね、無投薬でありながら、年間を通して安定した品質で出荷することを実現しました。

脂の乗りを良くするために潮の緩やかな場所に生簀を設置。そして、サバの健康を保つために常に海水の状況を監視。脂の乗り過ぎにも注意を払い、季節によって餌の配合を変えて調整をします。

そうして健康を最重視して、体重400グラムまで育てたサバは、7日以上餌を抜いて、肉質を安定させてから出荷されます「出荷の時も神経締めを行い、消費者の口に入るまで最高の品質を保てるように、できることは全てやる」と言う、中西さんの努力もあり、ひむか本サバは、延岡、また宮崎を代表するブランド魚としての地位を築いています。

ひむか本サバの真骨頂は脂の甘さ。刺身はもちろん、しめても、焼いても、揚げても旨い、生産者のこだわりが凝縮した一尾です。


(ひむか本サバの押し寿司)